具体的な例で1ヶ月の利用料を計算
では、ここで具体的なケースで利用料の計算をしてみましょう。
ケース1 服薬管理と病状観察
持病のある方は毎日いくつものお薬を飲まなければならなかったり、病気の変化を早目に察知してかかりつけ医に受診をしなければならなかったりと気苦労と不安を抱えて暮らしているかと思います。
そこで、訪問看護師が週に1回訪問して、体調の変化を確認し、お薬の飲み忘れ確認や、飲み忘れ防止の為に配薬しておいたりします。
この場合
週3日までの訪問
月の1回目
→ 12,990 円 × 1回
2回目以降
→ 8,550 円 × 3回
もしもに備えた24時間対応体制の契約
→ 6,400 円 × 1回
1ヶ月 合計 45,040 円となり
1割負担なら 4,500 円です
※5円未満切り捨て
続いて
ケース2 膀胱留置カテーテル管理
排尿障害等により尿が出にくくなってしまった方や自己導尿が困難な場合、膀胱留置カテーテルを挿入されることがあります。これにより膀胱に溜まった尿を出して排尿を助けるのですが、正しく管理をしないと尿路感染症等のリスクがあります。
そこで、訪問看護師が週に3回定期的に訪問しカテーテルの状態を確認したり、尿の流出状況をチェックします。また、万が一抜けてしまった場合には緊急で駆けつけて新しいものと交換したりします。
この場合
週3日までの訪問
月の1回目
→ 12,990 円 × 1回
2回目以降
→ 8,550 円 × 12回
もしもに備えた24時間対応体制の契約
→ 6,400 円 × 1回
カテーテル管理の特別管理加算
→ 5,000 円 × 1回
1ヶ月 合計 126,990 円となり
1割負担なら 12,700 円です
※5円以上10円に切上げ
あくまでも例ではありますが参考になりましたでしょうか。