Business Continuity Plan
の略で頭文字を取ってBCPと呼ばれています。
直訳で「事業継続計画」
大きな災害等により社会インフラ等に大きな被害が出ると正常な事業活動が困難となる事が考えられます。
その場合でも予め対策をし、必要な備えを用意しておく事で事業を継続させる事を可能とする為の計画を指します。
訪問看護ステーションにおいては
・地域の自然災害におけるリスク状況の把握と対策
・生活インフラの被害想定と対策
・復旧段階における運営指針の明確化
等々、他にも多くの事項について予め備えをしておかなければなりませんが
今回は訪問看護業務において重要な情報共有の中心となる電子カルテに関するBCPを進めていきます
大規模な自然災害が起きれば先に述べた様に生活インフラに重大な影響が発生する可能性が高いです。
特に電気が停止してしまった場合、電子カルテの情報格納先であるデータベースサーバーが電力供給を受けられない可能性も発生します。
そこで今回の対策として
データベースサーバーの複数地点での運用
を1つの対策として実施していきます。
局所的な災害である地域のインフラがダメージを受けても、別の地域で稼働しているサーバーを利用できるようにするという事です。
そして、このブログでは
私が勉強しながらデータベースサーバーの複製を構築していく準備の過程を紹介していきたいと思います。