訪問看護ステーショングリーン 業務日誌
マイナンバーカードの未来を想像してみる
訪問看護ステーショングリーン
マイナンバーカードで出来ること
Check!
マイナンバーカードのもたらす未来について想像してみる
Point1

マイナンバーカードへの期待

さて、2021年3月から試験的にマイナンバーカードが保険証として利用開始されたが

速くも本格運用は半年以上先という見通しとなりましたね😅

 

訪問看護ステーションの経営者としては

マイナンバーカードの読み取り機のような豪勢なシステムは、比較的小規模な事業所が多い訪問看護事業所での普及は当分先だろうなと思う反面🤔

 

医療情報を一元管理できる未来に大いに期待している部分もあります。

 

例えば

【難病に関する限度額管理手帳の記入】

訪問看護ステーションに至ってはサービス提供の翌月支払いとなる事もあり、月末月初に頭を悩ます問題のひとつです。

 

しかし、もしマイナンバーカードが健康保険証として100%活用される未来が来たら?

 

医療機関の窓口でマイナンバーカードをかざすだけで

その人の当該月の限度額の残高を自動で判別して請求できるようになるはず。

Point2

マイナンバーカードの効果

例えば現在、高額療養費の世帯合算は現物給付の対象とはならないが

 

もしマイナンバーカードが健康保険証として100%活用される未来が来たら?

もう、役所に世帯合算の届け出して数カ月後に還付されるなんて手間もなくなるんじゃないかと思ってます。

 

どういう事かと言うと

 

 

①マイナンバーカードの情報 

マイナンバー 氏名 世帯主 世帯限度額
12345 加藤 個人 12345 57,600
67890 加藤 舞奈 12345 57,600

という情報がそれぞれのマイナンバーカードに入っているとして

 

②医療機関受診履歴データベース

医療機関

マイナンバー

利用金額

A病院 12345

15,000円

Bクリニック 12345

30,000円

A病院 678910

25,000円

C薬局 678910

5,000円

と言うように、マイナンバーカードを健康保険証として使った履歴が国のデータベースに記録された場合

 

①と②の情報をマイナンバーを使って紐付けることで

医療機関 マイナンバー 利用金額 世帯主
A病院 12345 25,000円 12345
Bクリニック 12345 30,000円 12345
A病院 678910 25,000円 12345
C薬局 678910 5,000円 12345

このような表が完成し

赤字の25,000円は高額療養費の世帯合算対象となる事が窓口で判明し、支払いを2,600円で済ます事が出来るようになるはず!

 

そもそも、支払いの管理に留まらず

医療機関同士で治療履歴等の共有をデータベースを通じて行う事が出来るようになる等、健康管理や治療研究の進展にも大きく寄与するのは間違いないでしょう。

Point3

マイナンバーカードが普及するには

先ほどの内容までは予測も含めて一般論の範囲内でしたが

ここからは個人的な意見です。

 

個人的にはマイナンバーカードがもっと普及するには

国民全体の情報技術(IT)に関する理解が深まらる事が一番かなと思っています。

国がどんな施策を打とうと、その仕組みを使う国民が使い方を理解できていなければ普及なんてしていく事はないだろうなと


イメージして欲しいのは

今、皆さんが役所等に申請や届出を行うために

①書類に記入し

②役所の職員がそれをチェックし

③データベースに登録する

という流れになっています。

 

②③は皆さんが税金を払って公務員に仕事を依頼しているような状態なんです。

でも、

マイナンバーカードが普及し、国民がそれを使いこなして電子行政が機能し始めると①の手順がスマホ等で入力するだけで済んで②③はAIやアプリケーションがやってくれます。

申請や届出の処理なんて人件費を投じてまでやるような時代は終わりが近づいているのではないでしょうか?

 

そして

実はこの仕組みに近いのがマイナポータルとして既に存在してるんですよね。

あとは国民が活用するだけのところまで来ている気がします。

 

Access

千葉市や市原市で在宅での看護サービスを実施しご利用者様の生きがいを創出いたします

概要

事業所名 訪問看護ステーショングリーン
住所 千葉県千葉市緑区誉田町2-20-68
第一コーポA棟101
電話番号 050-3568-0062
営業時間 8:30~17:30
定休日 土曜日 日曜日 祝日
最寄り駅 誉田駅より車4分

アクセス

千葉市と市原市にお住まいで在宅医療が必要という方々を対象に、訪問方の看護サービスを提供する会社を設立いたしました。同時に看護師全員が働きやすさを実感できるような環境整備に力を入れることで、ご利用者様のQOL向上を目指します。

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