訪問看護業務には電子カルテと並んで必須のレセコン。レセプトの作成以外にも利用料金請求書を作成することもできます | QOL向上を目指し看護師とご利用者様をサポートします

レセコンは、訪問看護を行った実績を基にして国保連合会や各種保険者に対して提出する療養費請求書及び明細書（通称レセプト）を作成する事が主な機能となります。

近年はオンライン化が進んでおり医科のレセプトはインターネット回線を使用したオンライン請求が一般的となりつつあるようです。

しかしながら、訪問看護に関してはまだ紙レセプトによる提出となっております。当社は経費節約のため自作のレセコンを使用しているので当分は紙のままでいてくれると助かる次第です＾＾

オンライン請求用のプログラムを製作することを考えると、紙に請求内容を漏らさず印字してくれるプログラムの方がまだ簡単なので＾＾；

前述した通り、レセコンの主な役割はレセプトの出力ですが

診療報酬の内、利用者が自己負担しなければならない１割～３割の自己負担部分についての利用料金請求書を出力する機能も必須となります。

ご利用者様に１ヶ月分のサービス提供実績の詳細をお知らせすると共に、自己負担部分の料金を提示し請求する為に使用します。

料金受領後は切り離して領収書として使用することも想定しております。

さて、利用料金請求書ですが

保険制度の適用とならない料金も併せて請求することがあります。

介護保険における『限度超過単位数』や

エンゼルケアに伴う『死後の処置料』等ですね。

私が今まで使用してきたレセコンではエンゼルケアの入力は簡単に出来るのですが、限度超過単位数に関しては手計算・手入力でレセプトと明細書それぞれに入力しなければならないため非常に面倒でした。

なので、当社のレセコンではそんな煩わしさを無くすため

レセプト作成時に超過単位数を入力すれば

それを基にレセプトを計算し利用料金請求書にも反映される仕組みにしました。