国民皆保険・国民皆年金の日本においては
健康保険制度・年金制度に加入し保険料の納付が必須です。
特に非正規雇用で年収130万円を超えて勤務している方は配偶者の扶養から外れ、ご自身で両制度の保険料を納付する事になります。
その場合、労働者の多くは
健康保険は国民健康保険、年金制度は国民年金保険へ加入届出を行い保険料を納付する事になります。
なぜならば多くの事業場において
・月の所定労働日数は20日
・月の所定労働時間数が160時間
であり
社会保険に加入する為の要件である
所定労働時間または労働日数が【通常の労働者の1月間の所定労働時間または所定労働日数日数の4分の3以上である事】を満たす為には
月15日以上または120時間以上の勤務が要件となり、非正規雇用で働く事を選択している労働者にとっては敷居が高くなっているケースがあります。
前置きが長くなりましたが
非正規雇用(パート・非常勤)の中では比較的高い時給の部類である看護師においては
年収130万円は比較的短時間の労働で到達してしまう事になります。
例えば時給1,800円だった場合
週の労働時間が14時間で超える事になります。
つまり、週の労働時間14時間以上30時間未満の看護師の多くは社会保険加入できず、自身で国民健康保険料と国民年金保険料を支払う事になっているのではないでしょうか。